笑門来福

失敗も困難も笑いとばしたい!

母の入院生活(3)-困った


母が入院してからもう3週間になってしまいました。

がっ・・・ほとんど状況は変わらず。

母の痛みはとれそうもなく、きょうも病院で「これからどうしますか?」と

言われました・・・・。

痛みがもう少し少なくなったら自宅に連れ帰ろうと思っているのですが

もうこれ以上は快方に向かう可能性はないようです・・。

困りました。

こんな状態だと母にかかりきりになってしまうことは目に見えています。

かといって、急に「仕事やーめた。」というのはあまりに無責任に

なってしまいます。

母が100才になるまでは、一緒に頑張りたかったのですが、

さすがのへろりんさんも ちょっと悩み中。

どこに行っても母にとっての100%の幸せはむずかしいですねえ。

考えていなかった施設入所(リハビリ施設も含む)も視野にいれねば

ならなくなりました。グシュン

(そんなことをツラツラ思っていたら、車線変更違反でつかまり・・・

 罰金をとられることに!! OH!なんてこった!)

へろりん! 頑張れ! 苦あれば楽ありじゃ!

渡る世間に鬼はなし


実は 免許の更新時期が来たので、母の病院に行く前に

きょうこそ更新してくるぞ!と 張り切って出かけました。

きょうは 休日なので、近くの警察署は休み。

少し遠いけれど 「試験場」に行くのです。 ラン♪

がっ! 一つ目のドジ・・・降りる駅を間違えた~・・・

バスは30分待ちではありませんかっ!

やむをえず 奮発してタクシーに飛び乗りました。

10分後、到着。 

と、運転手さんが 「 え? 誰もいないですよ。休みじゃないんですか?」

ナヌッ!?

二つ目の大ドジ! おそるおそる葉書きを見ると・・・・

ないっ! 土曜が書いてない!

日曜がOKだったので、てっきり土曜のきょうもやっていると思ったのにぃ・・

あまりのショックに肩を落としていると・・・

タクシーの運転手さんが、「帰り道ですから乗っていってください。

お金はいいですよ。」

え~~~~・・・・・・そ・そんな・・・・ 

運転手さん、すみませんでした。でもおかげ様で往復2時間の旅をさせて

もらっちゃいました・・・渡る世間に鬼はなし。ありがたやあ。


ただ・・・病院に行くと 母は相変わらず「痛いよお、痛いよお。

股関節まで痛いよお。」と訴え続け、食欲がないのが心配です。

びよういん から びょういんへ


少し介護の話から離れるが・・・・


へろりんの髪はいつも同じ人に切ってもらう。 この町に来てからずっとである。

きょうもいつものようにカットに行った。

と!!「実は 4月から学生に戻るんですよ。

もう37歳なんですけどね、以前から医療関係の仕事がしたくて

決心したんです。看護学校に行くんですよ。」

えーーーーっ!

もう15年くらい美容師さんで、しかもお店もまかされているのに?

「いやあ、これからのことを考えると、美容師は福利厚生面で

厳しいところもあるし、何より最後のチャンスかなと思って。

男性で、37歳ってかなりリスキーなんですけどね。

美容院から病院へ・・・です。」

すごい!!

「1年目は座学で、30科目くらい勉強するんですよね。背水の陣です。」

いやあ、ますます すごい!

本当に頑張ってほしい。 いつか母も(いや 私がか・・)お世話になるかも。


ちょっと感動しながら 母の病院に行くと

母は「きょうは 痛みが昨日より少なくなった。」と言い、

へろりんが持参した梅干しをムシャムシャと食べたのだった。

母の入院生活(2)-経過

きょうは、主治医から説明がありました。

うーーーむ。

当初は今までの生活に戻すことが、目標だったのですが、

どうやらそこまでは回復しないようなんですね。

母が動くので、MRIが使えず 詳細はわからないようなのですが

背骨の第2番目のあたりが折れているのではとのこと。

痛みがなかなか治まらないので、目標の見直しで、

退院はある程度痛みが緩和したらということになりました。

やむをえないですよねえ。

帰宅した時に どういう生活ができるのか、これからケアマネさんとも

相談せねば・・・。


なんていう話をしている中、母は「すっぱい梅干しが食べたい。」

「さっぱりした果物が食べたい。」と

食べ物に思いを馳せているようですよ。

夕べはやっぱり「水が飲みたい。」「痛い。」と大声を出していたとか。

「きょうは静かだと思った。」と言うと

「声を出しすぎて 疲れた。」だそうな。

腰は痛そうですが、パワフルです。

母の入院生活(1)-個室


アッというまに1週間たったのですね。

一昨日まで、静かに「良い子」で寝ていた母、

この調子なら案外早く回復するかも・・・と思っていたのですが、

なんのなんの!!

昨日 見舞いに行くと、いつもの部屋にいないではありませんか?

ど・どーしたんでしょ?

と、反対方向から「へろりーーーーん!!」と呼ぶ声が!

まさか、まさか 恐怖の「へろりんコール」が始まった?

あわてて 看護師さんに聞いてみると・・・

案の定、少し元気になったからか、大声で「痛い。」だの

「へろりん」だのと呼び続け、周りの大迷惑になっていたらしいのですね。

・・・・ガックリ・・・・

やむをえず 重症患者の入る個室に移動させられたとか。

母に「誰も大きな声をあげている人はいないでしょう?」と言ってはみたものの

「痛いのだから我慢できないっ!」とのこと。

きょうは さらにヒートアップし

「痛いからなんとかしてくれ!!」と へろりんがいる間中、

言い続けてました。 

病院の皆さん、入院されている方々、本当に本当にごめんなさいです。


何しろ母のいない自宅でも、母の呼ぶ声が聞こえる気がするのですから

大変なパワーですよねえ。そのうち追い出されそう~~