びよういん から びょういんへ
少し介護の話から離れるが・・・・
へろりんの髪はいつも同じ人に切ってもらう。 この町に来てからずっとである。
きょうもいつものようにカットに行った。
と!!「実は 4月から学生に戻るんですよ。
もう37歳なんですけどね、以前から医療関係の仕事がしたくて
決心したんです。看護学校に行くんですよ。」
えーーーーっ!
もう15年くらい美容師さんで、しかもお店もまかされているのに?
「いやあ、これからのことを考えると、美容師は福利厚生面で
厳しいところもあるし、何より最後のチャンスかなと思って。
男性で、37歳ってかなりリスキーなんですけどね。
美容院から病院へ・・・です。」
すごい!!
「1年目は座学で、30科目くらい勉強するんですよね。背水の陣です。」
いやあ、ますます すごい!
本当に頑張ってほしい。 いつか母も(いや 私がか・・)お世話になるかも。
ちょっと感動しながら 母の病院に行くと
母は「きょうは 痛みが昨日より少なくなった。」と言い、
へろりんが持参した梅干しをムシャムシャと食べたのだった。