笑門来福

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遺言


さっき ハートネットTVをみていた。
藤川幸之助さんという方が認知症のお母様の介護を
24年間続けられ、その期間あふれるように湧きだした思いを
詩に綴り続けたというドキュメントだった。
藤川さんのお母様は60歳の時に認知症を発症したという。
その後11年間はお父様がお世話され、
その後の13年間は、5時間かかる施設にお母様を預けられ
土日はずっと通われていたという。


毎週毎週、何も言わないお母様のそばで様々なことを思い、
今は その期間そのものが自分への遺言だったと記している。
母から大切にされていたことを思い出し、
母の言葉を反芻し、母が伝えたかったことを聞いていたという。



そうか、そういうことなのか。
日々そのものが母からの遺言なのか。

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