笑門来福

失敗も困難も笑いとばしたい!

母の戦争


昨夜は日本にとって1つの曲がり角になった夜でしたね。
こうした日本を海外から見ると どんなふうに見えるのでしょう?
スペインから見た日本、フィジーから見た日本、アジアの他の国からう
見た日本・・・渦中にいると見えないことばかりです。


さてさて母も戦争体験者です。
終戦の時は25歳だったのですね。
終戦の少し前、母に夫の死亡通知が届きました。
まだ若いままに戦地で亡くなった夫でした。
もちろんへろりんさんは全くその人を知りません。
その人が生きて戻ってきたら へろりんさんはこの世にいなかったのです。
でも その人はもっともっと生きたかったに違いありません。
生きて新妻のところに戻りたかったのに違いないのです。
無駄な死でした・・・・。母はどれだけ泣いたことでしょう。
母はその人のことを口にしたことはありません。
本当に悲しいことは口にはできないのです。
それから70年過ぎて、母は今でも思い出すのでしょうか。
母のような悲しみを一体どのくらいの女性が味わったのか・・・
そんなことを考えてしまうシルバーウィークの初日です。



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