笑門来福

失敗も困難も笑いとばしたい!

トスカあるいは恨(ハン)


きょう読んだ本の中で「トスカ」と「恨(ハン)」という 言葉を知った。
「トスカ」はロシアのお話の中に、

「恨(ハン)」は韓国の一つの文化の形として残っている。

  「トスカ」は人として逃れられない憂愁。
  「恨(ハン)」は民族としての痛みの集積。


誰でも 心の中に「トスカ」「恨(ハン)」を持っていて
それまで普通に何事もなく過ごしてきた人が ある日 突然
「トスカ」や「恨(ハン」につかまってしまうことがあるんだって。
それは大人になった証拠なんだって。

言いたかったのは みんな寂しい、みんな「トスカ」や「恨(ハン)」を
抱えてるってこと。
それは仕方がないこと。


そんな時はジタバタしないで、木枯らしのような深い深~いため息を
何度でも何度でもつき続ける。
つまり逃げないで抱え続けるしかないんだよね。


だからね、母にも自分にも伝えたい。
どんなに寂しくても苦しくても それは一人で抱えなくちゃ
いけないんだよ。だって それは自分だけの「トスカ」で
自分だけの「恨(ハン)」なんだもの。・・・とってもむずかしいけどね。


ーわあ、梅雨っぽい話題です。ー




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