前日
福島に住んでいる母の古い友人(すでに亡くなってしまったのだが)の
娘が 母にとお芋のお菓子を送ってくれた。
ありがたいことである。
早速 お礼の電話をする。
母にも受話器を渡す。
母は「きょうは 送ってくれてありがとうさま。」と
大きな声で話す。それから
「あー?? なに? 聞こえない・・。
切れたか?」と困り顔。
・・・・うーん、やはり相当耳が遠くなっているようだ。
受話器は1番耳のそばだけれど
それでも聞こえなくなるものなんだ。シクシク
それはそれとして、母は早速芋のお菓子をパクリ。
母「・・・・(無言)」 へ「おいしい?」
母「これは うまくねえ。」へ「えーーーーっ!?」
母「味がない。」 へ「せ・せっかく送ってもらったのに。」シクシク
・・・ああ、そうだった。
へろりんは 送ってもらっただけでもおいしく感じるのだが
母の口は なかなか満足しないのだった。
母の日前日だったのにね。