無駄であっても
きょうは珍しく静かだった母。
夕方パチリと目を覚まし、突然「今、お寺に行ってきた。」
へ「え? 何しに?」 母「死ぬ順番が来たんだってさ。」
へ「へえ、そうなんだ。どんな人に言われたの?」
母「男の人だったなあ。」へ「ふうん、でも戻って来られたんだね。」
母「うん、まだ生きたいような気がする。」
はい、大丈夫!
その後 しっかり手でつかみながら、すごいスピードで食べていた!
きょう、ふと目に入った言葉。
” あなたがすることは ほとんどが無駄であるが、
それでもしなくてはならない。
そうしたことをするのは、世界を変えることではない。
世界によって、自分が変えられないようにするためである。”
(ガンジー)
無駄であってもしなくてはならない、というところが胸を打つ。
決して無駄じゃないと思うより
たとえ無駄であったとしても 自分を保てる方を私は望む。